昨今はゲーミングチェアの種類も増え、購入する際には高いやつから安いやつまで沢山の選択肢があります。
ブランド、サイズ、クッションの柔らかさや大きさなど様々な考慮ポイントがありますが、どのゲーミングチェアにも共通して弱点になり得るポイントがあります。
そのポイントとは、ズバリ
キャスターです
高いゲーミングチェアだけでなくオフィスチェアも微妙に弱かったりするポイントですが、格安のゲーミングチェアだとなおさら弱い印象です。
使用者の体格や、キャスターが接する床や地面の状態にもよりますが、格安のゲーミングチェアのキャスターは特に壊れやすいです。価格が安いから仕方ないとも言えますが、そこまで安くないハイエンドのゲーミングチェアやオフィスチェアであっても使用状況によっては同じ壊れ方をします。
キャスター付きのチェアはその性格上、多くの使用者が椅子に座ったまま移動します。そのため、移動の際にキャスターの軸部分にねじれによる力が静止時よりも大きく加わり、軸やキャスターの軸受けの材質によって、摩耗や破損につながります。
多くのゲーミングチェアは、ゲームをするときだけでなく、部屋の中で生活する上でベッドと同じくらいの使用頻度を誇ります。
そのため、クッション部がへたったり、布地が破れたり、キャスターが壊れたり消耗していきます。
クッションのへたりや布地の破れなどは修理よりも、新しくチェアを買い替えたほうが安いですが、キャスターの交換はソーシャルゲームのガチャ10連1回分よりも安い価格で可能です!愛着のあるチェアや、まだまだ買い替えを検討していたい方はぜひともキャスターの交換をおすすめします。
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写真は、使用歴6年を誇るAmazonで購入したDowinxのゲーミングチェア君です。
以前は弟が使用しておりましたが、弟の大学進学を期に当店へ引っ越してまいりました。が、
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ものの見事にキャスターが割れまくっております。
一般的なゲーミングチェアのキャスターの数は5個となっておりますが、全5個のうち、なんと4個のキャスターが破損しておりました。脅威の損耗率80%です。
ちょっとした移動や、チェアに座ったまま背伸びなどをする際に、スムーズにチェアが移動できないことが見えない小さなストレスとなり、作業効率がぐんと落ちた気がするので、ついに購入しました新キャスター。
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メーカーはチェアと同じDowinxですが、AKRacingやGTRacing、Bauhutteなどのチェアにも対応しているようです。購入する際にはキャスターのステム直径が11mmであることを確認してからにしましょう。
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簡単な紙袋にはいっており、外箱も結構コンパクトでした。
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中身はとてもシンプルで、変えのキャスターと取扱説明書のみでした。
以前のキャスターは、軸を挟んでプラスチックの2枚の車輪がある形でしたが、交換用キャスターは耐久性重視のためか、キックボードやローラースケートのホイールのように、軸を樹脂で包んだ形になっています。
実際のキャスターの交換ですが、
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手で壊れたキャスターを引き抜いて、新しいキャスターを差し込むだけという簡単な工程でできました。
ここまで簡単に軸が抜けるとそれはそれで怖いと感じましたが、交換という意味では楽でした。
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すべての交換を終えました。全体の作業時間としてはカップ麺ができるより早かったと思います。そのくらい簡単でした。
しっかり軸が刺さっていても固めの棒などを使ってテコの原理で簡単に外せる仕様だと思いますので、作業時間はあまり変わらないと思います。
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チェアを通常の状態に戻して終了です。
変にガタツキも感じず、軸の周りもスムーズで、以前のキャスターより利便性は確実にあがりました。
一つ、注意点としては、キャスターのサイズ自体が通常のものよりも一回り大きいので、座面に座った際の最低地上高が2~3cmほど高くなるため、以前のキャスターで座面を目一杯下げて使っていた人は、高さの違いに戸惑うと思います。また、肘置きの高さが調整できないタイプのチェアだと、デスクの天板と干渉して、チェアをデスクに収納する際に場所を取るようになるかもしれませんので、購入する前に座面や、デスクの天板の高さを変えずに使用できるかを確認したほう良いかもしれません。
いかがだったでしょうか。ゲーミングチェアやオフィスチェアのキャスターの破損に悩んでいるかたの参考になれば幸いです。
椅子やタイヤ、靴など、自分の体と地面との緩衝点となる物品は良いものを選ぶべきですが、予算がいつでもそれを許せる状況とは限りません。ですが、椅子はキャスターやクッション、靴は中敷きを交換するなどの工夫で、体への負担を和らげることは可能です。
タイヤはスリップして危ないので、良いものを選ぶべきですが……。
それではこれからお店の方も元気に営業してまいります。
ぜひとも遊びに来ていただけることを心待ちしております。
Urasaki
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