2023年10月15日第28回秋華賞予想

 こんにちは。
 今週初めて外国人のお客様が来店し、改めて英語力の強化が急がれると再認識したり、eスポーツのプレイ施設ですが、ちょこっとだけアナログ(ボード)ゲームを設置するためにテーブルを買いに行ったりとなんやかんや忙しい日々でした。

 そんな中で遂にやってきました秋華賞。
 おそらく歴代最強牝馬となるであろう牝馬三冠を狙うリバティアイランドと、それを阻み自らも主役たらんとする乙女たちの熱き一戦。第28回秋華賞。
 この記事を執筆している10月14日現在の前売りによる前日最終オッズはなんとリバティアイランドが1.1倍。単勝2番人気のハーパーですら15.7倍。まさしくリバティアイランド対17頭の戦いの様相を呈してまいりました。

 さて、競馬はパリミュチュエル方式で投票金額を奪い合う形式な以上、1.1倍のリバティアイランドが以下に強かろうが僅かながらでも負ける可能性が存在する以上1.1倍の極端なオッズに旨味はありません。

私は元々、大の穴党に所属する人間なので、今回の秋華賞は
「リバティアイランドが負けるなら(負かすなら)どんな展開の上になりたつのか」を軸に考え予想を立てました。
 予想を立てながらもなかなか負ける姿が思い描けないほど、実績、馬体、ローテーション、調教すべてに穴がないリバティアイランドですが、穴党はそんな穴を見つけることに至上の喜びを見出す修羅の派閥です。

それでは今回の秋華賞の予想を書いていきます。

ちなみに今回は出走メンバーのキャリアが浅いため、全頭考察ではなく展開予想の面から構想しそうな馬のピックアップとなります。

リバティアイランドに勝つ条件

 先行抜出しの横綱相撲、最後方追走からの派手な直線一気、2400mの優駿牝馬オークスで見せたスタミナと強さ。今回出走のメンバー内の上がり3F のタイムにおいては、記録したタイムも近5走においてもすべてが1位の速さを誇っており、ちょっと負ける姿が思い浮かばないリバティアイランドであるが、実は2歳時のアルテミスSにおいて、今回出走する7枠13番のラヴェルの2着に敗れている。
 その際に敗れた要因はラヴェルの強さではなく、我慢を教える競馬をした為、直線に入っての追い出しが遅れた(前が壁になった)ことが原因ではあるが、負けは負け。
 厩舎自体もしっかりと我慢を教えており、マイル以上の距離であっても力を発揮できる馬に成長したが、今回の3枠6番という馬番においては直線どん詰まりの危険性があり微妙な要素。
 京都の内回りで馬群が思ったようにバラけず、前がどん詰まりになった際に100m程度あれば抜け出せる瞬発力は兼ね備えているがどうなるかと言ったところ。

 とにかく瞬発力持続力ともに備えている為、直線に入った際にリバティアイランドよりも前にいてある程度長い脚を使えることが絶対条件だと考えられる。
 上記の条件を満たすためには、3-4角でスムーズに上がって来て最終直線では追い通しになっても応えられる長く使える持続性の脚を持つ馬をピックアップしたい。

ドゥーラ 期待度S

 オークス3着馬。3着とは言っても1着馬リバティアイランドとは1秒離されており、上がりの3Fタイムにおいても遅れを取っているが、その差は僅か0.1秒であり、位置取りの差による着差だと考えられる。
 陣営においても3,4角で動く競馬を試しており、前走のクイーンSは3角9番手から4角2番手まであがって来ており、斤量51kgに恵まれた面は見られるものの、今回の競馬で同じ競馬をして直線向いてリバティアイランドより前で脚を使えるなら秋の一冠を手にするチャンスはある一頭だ。

ラヴェル 期待度A

 オークス4着馬。中団に構えての差し競馬から一変して3番手追走からの積極的競馬を行い、リバティアイランドに唯一土をつけたその素質を感じさせた。
 前走は直線不利があったとはいえ14着と負けすぎており、オークスに出し切った上にリバティアイランドよりに圧倒的に負けたため馬の気持ちが折れている可能性も考えられ判断が難しい。
前目で運んで、リバティアイランドが直線壁に阻まれれば上位で入選することは十分考えられる。

ヒップホップソウル 期待度B

 前走紫苑Sが2着とはいえ非常に強い競馬。
 稍重のハイペースを先団追走から粘り腰を使った見どころある2着。
 ただ今回の出走メンバーにおいては唯一の1勝馬である点と、前走の激走から中4週のローテで回復しきれたかが疑問。調教の強度から馬体重の回復を見て、当日のパドックでふっくら見せることができていれば今回も上位は十分狙える

まとめ

 単勝オッズ1.1倍のリバティアイランドから連系に流したとしても旨味は期待できないため、買うなら上記3頭の単勝のみ狙うのが最善かもしれない。もしくはリバティアイランド1着固定からの3頭へ3連単に流しての6点のみの少額投資。

とにかくリバティアイランドが三冠牝馬となりその強さを改めて証明するのか、それとも逆転してこれからのGI戦線に主役として躍り出る馬が現れるのか、明日の秋華賞が楽しみです。

コメント